琉球四柱推命 長峰鑑定所 勝星ブログVol.5

在皆さまは在沖、在日米軍基地についてはどう考えますか?

フェンスの内側

私は2002年から17年間勤めました。軍雇用員になる前までは米軍について何ら疑問はありませんでした。もちろん犯罪は別です。犯罪を犯す米軍人に対して日本人犯罪者と同じ気持ちで接していました。

ただ、米軍基地、米軍に対しては肯定的でアジア地域の安全に不可欠。だと考えていました。また軍雇用員に対する倫理観も、日米安保を支える大切な人材だと認識していました

人生で最大最悪の事態

2002年6月、在沖米軍基地に勤務開始することが自分の人生で最大最悪の事態になるとは思いもしませんでした。しかし、これが今世の最大の成長時期であり難関であったのです。
不和周期の絶頂期に米軍基地に勤務することで、これまでの「洗脳」を木っ端みじんに吹っ飛ばすことができたのです。まさに「荒治療」でした。
何が最悪だったかというと、初っ端から職場内の「敵・味方」のどちらかに振り分けられたことなんです。その職場は既に「敵・味方」の人間関係に陥っており、私はそんなことも知らず「英語勉強がんばるぞー、毎日家に帰れるから嬉しい」と能天気になっていました。
ここで一言言及したいのですが、米軍基地の軍雇用員の職場が全て悪い訳ではありません
もちろん日々を楽しく安全に謳歌している方々もいらっしゃいます。誤解のないように。
ただ、本当にパワハラなどで(日米両方から)メンタルダメージ受け病院通いしているかたが多数いるのも事実です。
最悪の自殺という事件も多数見てきました。
私は「死ぬくらいなら辞めればいい!」と常に発信していました。しかし辞めるのも気力体力が必要なんです。そこに落ちるまでに気づくサバイバル能力は必要です。

さて、「敵・味方」職場人間関係に戻りますが詳細は封印します。ブログを読む皆さまにはフェンスの中でとんでもない事が起きていた、いや、今も起きているということを知って欲しいのです。そして、今現在なんらかのトラブルに見舞われている方へのメッセージとして、それは「不和周期の真っただ中」かもしれないとお伝えしたいのです。不和は不和を呼び込みます。そしてその苦しみは「産み」の苦しみでもあり、リセットの瞬間でもあるのです。

本州の米軍基地もいくつか行きました。印象的なのは静岡のキャンプ富士です。なんと日本人従業員が優位でした。米軍人がおとなしいのです(笑)。さすが富士山のパワーなのかなと思いました。単純に米軍人の数が少ないのと、向かいに陸自の施設があったのが理由かもしれませんが(笑)。
やはり沖縄は米軍が占領した、という時代背景が今も米軍人の背景にあるのは間違いないかと思います。
あと、組織は「トップのカラーが全て」だということを学びました。米軍トップの考え方が末端に反映されていたのを当時痛感しました。一言でいうと「隠ぺい体質」です。

どの職場、組織もすべては「トップ・頂点の人」なんです。トップが善人なら良い組織を形成し、悪ければ悪い組織を形成します。この良い悪いは「肌感覚」でとらえなければサバイバルできません。悪いと分かったら瞬時に行動する、離脱するのが生き残る術だと思います。
現代は、粘ればいいもんじゃありません。時間の速度は益々早くなっています。
「ゆでガエル」現象から「ゆでる湯が干上がってくるのが思っているより早くなっている」と考えるべきです。

米軍人の友達のつぶやき

ここからは米軍の兵隊と友人になり、色々あったことを列挙します。
・黒人の兵隊から「長峰さん、日本人はなぜこんなに犯罪を犯さないの?誘拐とか無いでしょ?スーパーの前に置いてある商品をどうして皆盗まないの?どこで善悪を習うの?」と真顔で聞かれました。「親や学校で善悪は習うかな。」と答えると彼は非常に驚き、「俺たちは教会なんだけど」と戸惑っていました。
・ 白人のハンサムな兵隊が「原爆投下は正解だった。日本は原爆を落とされて当然だった」と力説していました。この兵隊は敬虔なクリスチャンで父親も牧師でした。
・ 黒人の兵隊が「長峰さん、白人は絶対信じるなよ。俺は爺さんから教わった」と。
・白人男女二人の兵隊とランチに行ったとき「黒人でいい人はいない。」と二人とも真顔で言っていました。
・ 兵隊が「日本の警察は隠れているの?ぜんぜんパトカー見ないけど。少ないね」と。
・オバマ大統領が当選したとき、黒人の人たちが凄く喜んでいた。オバマTシャツを着ているおじさんが浮かれていた。
・白人の兵隊が「ほか弁」注文の際、黒人兵隊に「お前はスイカとチキンだろ?」と冗談を言い、黒人兵隊がキレて収拾がつかなくなりました。奴隷時代、黒人にはスイカとチキンのみ与えればいいという風潮があったそうです。
・黒人のキャプテンが「トランプが大統領になったらアメリカは終わりだ」と当時トランプ氏が初の大統領選に出馬した時。白人のシビリアンが「俺たちはコレのせいで割りを食ってきた」と自分の肌を指さして私にトランプ応援の缶バッチを自慢した。オフィサーやシビリアン(軍属として働く民間アメリカ人)が公に政治の話をするのは初めて聞いた。完全に分断されていると感じた。

続きは次回で!最後まで読んでいただきありがとうございます!

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