目は口程に物を言う
大学院大学の勤務で、一番収穫になった知識があります。もう知っている方には恐縮ですが知らない方のために披露させてください。
目は口程に物を言うとは本当なんだと知った瞬間でした。
大学院大学には80程の研究チームがあり、その一つのチームに人の目(眼球)について
研究しているチームがあります。そこでは数百匹の淡水魚を飼っており、研究員が365日体制で管理しています。リーダーの教授は約30年間この研究に携わっており、人間の目の治療に役に立つ情報を、この淡水魚を使い日夜研究されています。(地道な研究活動に感謝)
その教授から教わったのが、
「目は脳の延長である」
ということだったのです。つまり眼球は脳の一部なんです。私はこの事実を知った時、すごいインパクトを受けました。
「じゃあ、脳で考えることは目に現れているってことだ」
と即座に理解できたのです。そして過去に「この人の目はー」と嫌悪感を抱いた人々の顔が目に浮かび、あの時の自分の判断は「目を見て読み取ってしまっていたんだな」とわかり恐ろしくなりました。
自分の判断に「いや、そうとも限らない」と変な性善説の正当化を混ぜて誤魔化していたのですが、実際振り返ってみると相手の目を見て判断していたことが正しかったのです。
なので、このブログを読んでいる希少な(笑)方々にアドバイスをさせていただくと、
1. 相手の目を見ることで相手の心が読める
2. 嫌いな人の目は見ない(笑)
3. 自分の考えを読まれたくなければ、目を合わさない
という技を生活の一部として取り入れると面白いのかなと思います。
ちなみに目を合わすと「どこみてんじゃコラ!」と喧嘩を売ってくる動物みたいな人がいますが、これは上記の理論からすると「自分を読まれる恐怖」から動物的勘でイキッてくるのだとわかります。
もう一つ顕著なのが「嘘」です。嘘をつくと目にあらわれます。これも脳と目が直結していることから理解できますね。
今世は純粋な目を持ち生きていきたいものです。それが「変なカルマ」を作らない一歩です。
次回ブログは「変なカルマを作らない」が人生で一番大事、について語ります。